原田産業株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長 原田暁、以下「原田産業」）は、呼吸器インターベンション※1におけるゴールドスタンダードである「EFER-DUMON BRONCHOSCOPE（デューモン ブロンコスコープ）」を製造販売する仏国のEFER ENDOSCOPY社（エファー・エンドスコピー、本社：仏国マルセイユ、以下「EFER社」）とEFER社医療部門の事業買収契約を締結しました。
EFER社の持つ、気管・気管支シリコンステントを安全に留置・抜去する硬性気管支鏡事業の販売チャネルと、原田産業が有するグローバル総合商社としての機能とのシナジーによって、世界的に増加傾向にある肺がんをはじめとした呼吸器疾患の低侵襲治療に貢献してまいります。
※1 気管支鏡を使った治療・診断
「EFER-DUMON BRONCHOSCOPE」は、1980年代に仏国の故Jean-François Dumon氏がEFER社と共同で、気管・気管支用シリコンステントの充填器具としての使用を主目的として開発されたもので、これまで40か国以上の多くの医療従事者の支持を得てまいりました。
原田産業は、本邦における本事業の総代理店として25年以上活動してきており、本分野におけるグローバル事業の成長に欠かせない医療知識と経験を有しています。また、原田産業は、創立100周年を見据えた重点施策の一つとして掲げる「海外ビジネス成長の加速」の一環として、EFER社との事業買収契約の合意に至りました。
今後は、日本のみならず世界中の医療従事者、そして患者様に製品をお届けし、一人でも多くの命を救えるよう事業の成長を促進していきたいという所存でございます。